日本から送金するなら”SIA”口座がお勧め

日本に住んでいてもスリランカなどの海外に銀行口座を持っておくと何かとメリットがあります。

 

為替は予測できない?!

為替動向 (円が上がるか下がるか) は、実際には専門家にもなかなか予測できません。

円の価値も絶対ではないことを考えると、むしろ円しか持たないことがリスク。積極的に為替運用しなくても、色々な通貨を持つこと自体が資産保全につながります!

スリランカに進出する企業や個人は、経済発展のトレンドに乗る戦術以外にも、こういうこともしっかり考えている場合が多いですね。

 

海外の銀行口座

一時期、日本から海外に銀行口座を作りに行くツアーに参加する人たちが大勢いました。

スリランカにその目的で来るというのはあまり聞いたことがありませんが、スリランカには、SIA (Security Investment Account)という外国人や非居住のスリランカ人向けの銀行口座があります。

口座が作りやすいこともあり、預金利息が高いのもあり、なかなか使える口座です。

 

SIA口座とは?

SIA口座は簡単にいうと外国からの投資用の口座。

スリランカの株や債券の売買、外国企業がスリランカに拠点を作る、不動産の売買などにおいて便利な口座です。

不動産売買を例にとると、不動産を購入するための資金はこのSIA口座を通してまず日本からスリランカに送金します。

そしてSIA口座からあらためて現地の売主の口座に購入代金を振り込みます。

そして購入後は、スリランカ国内で発生する賃貸収入や売却収入が同じSIA口座に入金されるようにします。SIA口座上で投資とリターンを完結させるわけです。

 

自分あての海外送金が自由

最大のメリットとしてSIA口座内の資金は金額の制限なしにスリランカ国外の自分の口座に送金することができるのです。

メジャーな香港のHSBC銀行などでも、中国国外に送金しようとすると1回あたりの金額制限があることを考えれば、大きなメリットです。

 

デメリットは?

国外の自分の口座への送金には制限がなくなりますが、その代わりにスリランカ国内での入出金に制限があります。

なぜならそれを許してしまうと、スリランカの資金を制限なく海外に逃がしてしまうことが可能になるからです。

したがって、スリランカ国内で投資やビジネスとは無関係の第三者からの送金を受けることはできません。

口座名義の本人が現金を入金する場合は、自分で持ち込んだ金だということを証明する必要があります。そのため、入国時に(金額にかかわらず)申告して、申告書類を入手しておく必要があります。

 

利息は付くの?

SIA口座も貯蓄口座扱いであり利息が付きます。ある銀行の2017年8月時点の金利は3.50%。日本の普通預金と比べると1000倍以上も違います。

これはルピーの場合ですが、ドルでも1.5%から2%の金利です。

もちろん為替リスクはありますが(グローバルな資産価値を考えると円資産にも為替リスクはあります。)、日本に余剰資金をすべて置いておくよりもこっちに移した方がお得な気がします。

 

何はともあれ口座開設

ここでは投資用と書きましたが、もちろん投資する気がなくてもSIA口座は開けます。日本から生活資金を送金するような場合には為替リスクも考えてルピー口座ではなくドル口座を作ってそこに送金するのがおすすめ。

デビッドカードが作れてドル口座からでも決済が可能だし、生活資金としてルピーの現金を引き出すことも可能です。(ドル口座からでもドルではなく相当額のルピーしか引き出せません。)

もちろん帰国時に残金があれば制限なく日本に戻すことができます。

通常のルピー口座や居住者向けドル口座を作ってしまうと、日本に資金を戻す際に送金制限が出たりして面倒なことになってしまいますのでお気を付けください。

 

スリランカライフでは、SIA口座開設のご相談をお受けいたします。お問い合わせはお気軽に!