スリランカの青物市場を楽しむ!

スリランカの大手スーパーといえば、キールズ、カーギルス、アルピコ。

食料品から家庭雑貨までなんでも揃って便利。住まいの近くにどれか一つあると生活しやすくなります。

 

生鮮食品が新鮮じゃない!

しかし。。。

どこの店も野菜、肉、魚などは見るからに鮮度が悪い。

山盛りにディスプレイするが好きなのか、これ何日間かけて売ってるの?というぐらいの魚が山積みになっていて、鮮度を考えるとなかなか手が出ません。

野菜にいたっては、しなびた山の中から、食べられそうな部分だけをなんとか探し出すこともしばしば。

 

肉はチキンが無難

スリランカで売られている牛肉はなぜかおそろしく固い。スリランカでは、量産され入手しやすい鶏肉を食べることが多いです。

鶏肉の価格は政府で決められていてます。そのため冷凍で丸ごと買えば価格も品質もほぼ均一です。ただし解凍して、解体して、調理して、というプロセスには結構手間と時間がかかります。

 

コルピティヤマーケット

肉や魚はコルピティヤ (Kollupitiya) のウェットマーケットに新鮮なものがあります。ただ何しろ古いうえに綺麗とは言えない施設。あまり気軽に買い物できるところではありません。

Kollupitiya Wet Market

ローカルの魚屋

魚は港の近くで採れたてを手に入れるのがいちばんですが、コロンボに住んでいると、いつもそういうわけにはいきません。

地元の人たちは、新鮮な魚がはいる魚屋を知っていて行列して買う事も多いのですが、シンハラ語がわからないとちょっと難しい。

コロンボには英語が通じて日本人も買いやすい魚屋もあります。バンバラピティヤのデュプリケーションロード (RA De Mel Mawatha) 沿いにある「Fresh Fish」などは日本人もよく訪れます。

 

政府直営青物市場

野菜や果物は、政府直営のマーケットに行くと新鮮なものが手に入ります。

エコノミックセンター (Dedicated Economic Center) は、特に地方の消費者の利便性向上のために1998年に政府が全国的に整備を始めた食料品マーケットです。

 

ナラヘンピタのマーケットへgo!

エコノミックセンターはコロンボ市内にもあって、ナラヘンピタ (Narahenpita)のキリマンダラ通り (Kirimandala Mawatha)、ナインウェルス産婦人科病院 (Ninewells Hospital) のはす向かいです。

2008年末にオープンしました。建物の入口近くは薄暗くて閑散としているのですが、奥に進むと、米屋、乾物屋などが並びます。また銀行や小さな食堂などもあります。

Economic Center

 

外国人にも優しい!

一番奥の倉庫のようなところが野菜市場で、午後3時ぐらいから各店が開きます。十数軒あるので値段や品質をじっくり吟味して選べます。

欲しいものがあったら店の前に積まれたバスケットに入れてキャッシャーへ。一品ごとの価格が印刷されたレシートをくれるので、言葉の心配はいりません。

Economic Center

 

野菜以外にもいろんな店が

またオーガニック専門店が一軒あるほかに、高原野菜を扱う店や果物専門店も数件あります。

青物市場の裏手には、魚屋や冷凍でない鶏肉を売る店もあります。ココナツ、スパイス、雑貨なども買えます。

おしゃれな店は一つもないですが、価格と品質で勝負。スーパーで買うよりずっと安いです。いい食材を探すときにはここへ!

スリランカの生活に慣れて土地勘が出てきたらぜひ試してみてください。