スリランカに住む、もしくは旅行するチャンスを有効活用しましょう!
日本は空前の低金利で、都市銀行の普通預金金利は0.001% というのがザラ。
それなのにここスリランカでは普通預金金利がルピーで約3.5%、期間限定のキャンペーン金利でなんと6%というのも見かけました。
日本に比べると6000倍!!
さらにルピーの定期預金だと12か月でなんと11%(2017年3月現在)
ただしそうはいっても金利が高いのには景気以外にも訳があって、ルピーの為替も下落トレンドです。つまり為替リスクがある。
ドルの金利も高い
それならばもう少し安定した通貨で外貨預金。
ということで米ドルの金利を調べてみると、普通預金で1.5~2%ほど。アメリカでドル預金をしてもここまでの金利は付きません。
さらに定期預金にすると1年定期でも3%。もしも日本に寝かせた資金があるのなら、スリランカに移して預金するだけでも条件のよい資産運用になりそうです。
普通預金口座があればカンタン
銀行に普通預金口座 (SIAで可) があれば、架空口座開設等を阻むためのKYC (Know Your Customer =顧客情報) チェックも終わっているので手続は簡単です。
参考記事: 日本から送金するなら”IIA”口座がお勧め
外国籍の場合はエスフィーダ (SFIDA=Special Foreign Investment Deposit Account) という種類の口座が開け、この口座では利息にかかる所得税が免除されます。
私の場合は、口頭で「ドルの定期預金したい」と言ったら書類も作ってくれました。
それにサインして待つこと15分ぐらい。資金は普通預金から移します。預金の最少金額は 10,000米ドルから、とのこと。
こちらが出来上がった預金証書。
この預金証書を別の銀行に持って行って、同額の融資をしてもらうことも可能です。
満期のタイミング(この場合は1年)で3%が手に入ります。その3%を元本に加えて次の1年を更新するか、利息を現金で受け取って元本の金額を変えずに更新するかを選べます。
ちなみに途中解約すると利息は普通預金の利率で計算して支払われます。
海外送金が難しくなっている
実は最近ではマネーロンダリング対策で日本の銀行からスリランカを含めた新興国へのの海外送金手続きが面倒になってきています。
使途によっては送金不可の場合もありますが、実際にスリランカに住んでいて生活資金として送金する場合は大丈夫な銀行が多いようです。
これもスリランカに住むメリットです。
ちなみに送金する代わりに現金(円やドルなど)を持ち込む場合は、金額によっては税関での申告書類がないと銀行で受け付けてくれない場合があるので注意が必要です。
日本からIIA口座に送るのがポイント
気を付けなければいけないのは日本からの送金先。
スリランカ国内の普通口座に送金してしまうと、定期預金を解約して日本に戻そうとした場合に金額の制限で送金できないケースが出てきかねません。
そのため必ずIIA口座を使うのがポイントです。日本からIIA口座に送金しておくことで、日本に戻す場合の送金制限がなくなります。
※2018年4月1日からSIA (Security Investment Account) が、IIA (Inward Investment Account) に変わりました。
つまり、
日本の銀行 → スリランカのIIA → SFIDA定期
という流れにしておきます。
戻す場合はこの逆の経路ですね。
余剰資金があって、リスクに耐えられる方は方はぜひお試しあれ!
日本からでも口座の開設は可能です。もしもサポートが必要な方はご相談ください。お手伝いいたします。(ご相談は無料です。)
解約や送金などの指示も日本からおこなうことが可能で、特にスリランカに来る必要はありません。
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