「住むと嫌いになる時期もあるけど、やっぱりスリランカは好きだなぁ。」
スリランカに住む日本人から聞くコメントです。
そこで、“嫌いになる”という原因がたいていは”人”なのです。
面白いもので、逆にスリランカに惹かれて、スリランカを”好きになる”原因というのも”人”だという意見が多いです。
搾取されがちな日本人
仕事でも恋愛でも人と付き合うと良いことも悪いこともあります。
全員がそうではないですが、スリランカ人と仕事をすると、表面上は好意的ながら『裏があるのでは?』という疑念を持ってしまうことが少なくありません。
実際に仕事上でも平気でうそをつく人は多いし、何かトラブルが起きると原因究明そっちのけで言い訳のオンパレードとなりがち。
また、パートナーとして対等にやっているつもりでも、なんとなく”スリランカ人” 対 ”日本人”的な構図が生まれて、『少しでも多く日本人から搾り取ってやろう』という意図が見え隠れしてしまうことがあります。
スリランカ人と日本人が共同出資で会社を作ったが、最終的にはスリランカ人に乗っ取られてしまった、という話もけっして珍しくありません。
契約が必要になる場合は時間をかけて契約書をしっかりチェックすべきです。
政治家の知り合いだらけのスリランカ
トラブルが起こると感情的になりがちなのも多くのスリランカ人の特徴と思います。
そういう局面でスリランカ人がよく口にするのがこの一言。
「オレには政治家の知り合いがいる」
だからなんだ?という話なんですが、年代が違っても同じ学校を出ているだけで知り合いぐらいの感覚のようです。
おまけに次のセリフを吐かれた友人も少なくありません。
「お前が二度とスリランカに入国できないようにしてやる。」
判で押したように同じセリフなのはいったいどういうことなんでしょうかね?
日本人女性が好き?!
話し変わって、在留日本人女性は、女性とみると手当たり次第に声をかけてくるスリランカ人男性が鬱陶しいと感じる場合も多いようです。
ホテルのロビーに日本人女性が一人でいると、かなりの確率で声をかけられるし、トゥクトゥクに一人で乗ると、あれやこれやと問いかけられてなかなか降ろしてくれないケースもあると聞きます。
スリランカでは伝統的にまだまだ古風な恋愛観があるようで、婚前交渉(この言葉も古風ですね)もご法度。この抜け道として、外国人女性がターゲットになりやすいのだとか。
ショッキングなブログ
スリランカ人と日本人のカップルで幸せに暮らしている方を何人も知っているので、それを否定する意図はまったくないですが、うまくいかないケースが多々あるのも現実のようです。
そういったケースをリアルに綴った、ある意味ショッキングなブログがあります。
正直言うと最初は日本人の立場からの一方的な内容かと思いましたが、数多くの賛同コメントもあって客観性が生まれています。
ここで評されている男女関係におけるスリランカ人像が、仕事で感じるスリランカ人像にシンクロしてしまうのもまた否めません。
スリランカライフでは基本的にスリランカに好意的な立場から情報発信しています。
これからスリランカに暮らそうという方々にとってはいろいろな視点を知ることも大切と考え、今回の記事を作成しております。