スリランカライフ

【シンハラ語】トゥクトゥクのドライバーに道を指示する

代表的だと思っていた ”アーユボーワン” や ”ストゥーティー” があまり使われないとなると、使える初級シンハラ語っていったい何?

関連記事: 実は「アーユボーワン」ってめったに使いません

 

実は簡単だけど使う機会の多い単語があります。

 

ロンドンタクシーとコロンボトゥクトゥク

イギリスのロンドンを走るブラックキャブの運転手はプライドが高いと言われます。どんなにマイナーな場所を指定しても、一生懸命に探して確実に目的地まで連れて行ってくれます。

一方のスリランカ。トゥクトゥクに乗ると、途中まで適当に走った挙句、乗客に向かって、「お前はその行き先を知っているのか?」

(なんだよ。知らずに走っていたのか。。。)

そうでなくても毎回最短ルートをこちらが指示することになります。。

 

タクシーに道を教える

明らかな外国人が地元のタクシー運転手に道を教えるってどういうこと?!

毎回、理不尽に感じてしまうのですが、早く目的地に着くことが大事なので冷静に指示。

そういう時に使えるのがこれらの単語。

「ダクナタ」(=右へ)

「ワマタ」(=左へ)

そして
「ケリンマ」(=まっすぐ)

とりあえず「おっ」と言われます。

(そのあとシンハラ語でまくしたてられて、寡黙な人にならざるを得ない可能性も高いですが。)

そして目的地に着いたら、

「メタナ」(=ここで止めて)

 

覚え方

一旦覚えてしまえばいいんですが、最初目にした単語を記憶に残すのはなかなか難しい。特にシンハラ語は語呂合わせが難しいと感じます。

かなり苦しいですが、こんなのいかがでしょう?

「ダクナタ」:右に行きだくな。(東北弁??)ちなみに東北弁で”やんだぐなった”と言えば、”嫌になった”という意味だそうです。

「ワマタ」:ここは()また左へ。

「ケリンマ」:(まっすぐに)蹴り馬。(意味はありません。)

 

応用編

「ダクナタ!」と言うと「右へ!」って感じで偉そうなので、ちょっとやわらかくするには ”行って” とか “行きたい” という意味で”ヤンナ” を付けます。

「ダクナタ ヤンナ」「ワマタ ヤンナ」「ケリンマ ヤンナ」、など。

「そこ右に曲がって〜」みたいなニュアンスです。

 

ところで、コロンボのトゥクトゥクのドライバーは、キャンディーなど別の町から出稼ぎに来ている人も多数います。

道を知らないのは、そういうドライバーです。

ドライバーは道は知らないものだと割り切って、どんどん教えてあげましょう!

 

ゴルフでも使える

ゴルフでも使えます。パットがスライスかフックか迷ったら、キャディーに「ケリンマ?(まっすぐ?)」と聞いてみてください。

おそらく「ノー。スライス(右に曲がる)」と英語で返されますが。

 

もっと本格的にシンハラ語を学びたいときはコレ!

スリランカに旅行するにしても暮らすにしても、シンハラ語が使えるとコミュニケーションの輪が広がります。

コロンボ市内にはシンハラ語の学校もありますが、まずは気楽に自主学習というのもお勧めです。

シンハラ語で特徴的なのが可愛らしいシンハラ文字。この書き順から読み・書きまでしっかりマスターすることができる教材があります!

よみ・かきから始めるシンハラ語

この教材で発音も身に付けて、どんどん試してみてください。もっともトゥクトゥクの場合は道を知らなければどうにもなりませんが。。。

 

モバイルバージョンを終了