8つの世界遺産をすべて回り、ハイカントリーでお茶畑を眺め、ブティックホテルに宿泊し、アーユールヴェーダを体験し、自然公園でゾウやヒョウを観察し、東西の美しいビーチで泳ぎ、船からクジラを見て、イルカと一緒に泳ぎ、お祭りにも繰り出した。
そんなあなたでもスリランカでやり残していることはまだまだあります!
ワイルドな漁村
バラピテイヤ (Balapitiya) は、ゴールとコロンボのほぼ中間点。コロンボからだとアフンガラ (Ahungalla) の少し先にある漁村で、高速道路を使えば1時間半ほどの道のりです。
西海岸のゴールロード沿いにはビーチリゾートが点在しますが、ベルワラ (Beruwara) からヒッカドゥワ (Hikkaduwa) までの間は、ホテルが集中している場所と、まだ開発されていない場所の差が大きくなっています。
バラピティヤは、最近でこそシナガワビーチ (Shinagawa Beach) などのホテルが建っていますが、少し前までは何もないところでした。
今でも2キロほど歩いてもツーリストには誰にも会わずビーチを独り占めできるところがあります。
優しい漁村の人たち
漁村の人たちは保守的でよそ者には冷たいという印象がありました。しかし一旦顔なじみになると気安く釣りを教えてくれたり、ひょいとヤシの木に登ってココナッツを採って飲ませてくれたりします。
元来がシャイなだけなのでしょう。むしろお金で買うことのできない素朴なふれあいがあります。
このあたりの住民は、2004年12月のスマトラ沖地震の津波被害で家族や家をなくしています。それを経験して命や人のつながりの大切さを知っているからなのかもしれません。
隠れ家ビーチハウス
このワイルドなビーチでお勧めするのが、隠れ家ともいえるビーチハウス。
ベッドルームのみでシンプルに泊まるだけのビーチハウスですが、海までは至近距離。自分で釣ったり漁師から買ったした獲りたての魚をバーベキューするのも簡単。
思いっきり遊んだ後は、屋内の快適なシャワーでさっぱりして、蚊帳の中の木製ベッドで海の音を聞きながら眠りにつけます。
もしくは外にテントをはってアウトドア気分を満喫する事も可能です。もしかすると卵を産みに海から上がってくるウミガメに遭遇するかもしれません。
このあたりは、ウミガメの卵を地元の人が卵食べてしまうので、見つからないといいですが・・・。
宿泊体験者のレビュー
「このビーチハウスは、セイシェル諸島と見まがうような岩と細かい砂でできた美しく静かなビーチからわずか10メートルの距離にある素晴らしい場所です。
ビーチを歩いて約5-10分ののところにホテルがあり、そこで食事をとることも可能です。
お勧めできる宿です。またゲートキーパーも素敵な人です。
飛行機でスリランカに到着して、コロンボの喧騒の中に滞在せずビーチに直接向かいたい人にとっては絶好の場所です。」
予約方法
体験してみたい方は、AirBnBで予約が可能です。
所有者は日本人で日本語でやり取りができるので安心です。
広い敷地内の一軒なので周りを気にせずに使えます。近くのマドゥ川下りも楽しいし、ここからゴールまでは1時間ほどなので、日帰りで出かけるのも手軽です。
グループでのデイユースで、海の家的な使い方も可能です。
ぜひみなさんも体験してみてください!