街の景観に対しては賛否両論がありますが、結果として世界の主要都市ではテレビ塔がランドマークとなって街の風景を創り出しています。
古くはフランス・パリの『エッフェル塔』や『東京タワー』、それにカナダ・トロントの『CNタワー』。
比較的新しいところだと、中国・上海の『オリエンタル・パール・タワー』、ニュージーランド・オークランドの『スカイタワー』、マレーシアの『クアラルンプール(KL)・タワー』、そして『東京スカイツリー』などなど。
街のいろいろな場所からふと姿を見せるテレビ塔がその街の情緒を醸しだします。
コロンボにはロータスタワー
コロンボでは『ロータスタワー』の建設が進んでいます。外観的にはほぼ完成まで近づいてきました。
建設初期にはコンクリートでできた武骨なタワーだなという印象でした。
しかしハスの花に似せた造形が出来上がるにつれて、なんだか街になじんだ感じがするから不思議です。
市内でどんどん建設が進む高層ビルの隙間からロータスタワーが見えると、なんだか急に都会になった感じがします。
ロータスタワーがコロンボの象徴として認識されて、背景にタワーが映った写真がSNSにどんどん投稿される日も近いようです。
完成は2018年3月
ロータスタワーは、2018年3月の完成を予定しています。
完成すると350メートルで、南アジアでは最も高い建造物となります。
タワーの内部には、展望台やレストラン、商業施設が整備される予定となっています。
もちろんこれから始まるテレビのデジタル放送に重要な役割を果たします。