スリランカから一番近い隣国インド。スリランカ居住者が”魅惑の国”に旅行に出かけるケースも多いと思います。
数年前までは招聘状が必要だったり2週間以上も時間がかかったりで、インドのビザを取るは大変というイメージがありましたが、最近は改善されてきています。
Visa on Arrivalで空港に到着してからも取ることができます。(ルールが変わる可能性もあるので必ず事前に確認してください。)
しかしお勧めは、インターネットでの事前申請。入力項目が多くて少々たいへんですが、72時間以内(実際には1-2日)で承認されるし、到着後の空港での手続きも少なく余裕をもって旅行に出発できます。
もちろん日本のパスポートであれば、スリランカからだけでなく日本からインドに行く場合にも使えます。制度が新しいせいか日本の旅行会社も知らないケースがあるので注意してください。
ネットでの申請の条件
e-Tourist Visa が利用できる条件としては、
- 観光や、カジュアルなビジネス訪問、短期間の治療などが目的であること
- パスポートの残存有効期限が6ヶ月間以上あること
- 帰国用のチケット、および滞在に必要なお金を持っていること
- パキスタンのパスポートホルダーまたはパキスタン出身でないこと
- 個人のパスポートを保有していること
- 30日以内の滞在であること
ほとんどの日本人なら大丈夫です。
準備する書類
準備するのは下記の2点のみ。
- パスポートの名前のページのPDFファイル
(ファイルサイズ 10KB-300KB) - 顔写真のJPEGファイル
(ファイルサイズ10KB-1MB)
写真は証明写真でもいいし自分で撮影するのも可能。ただし下記の規定があります。
◇縦横の長さが同じであること
◇顔全体、正面向き、目は開いた状態であること
◇顔が真ん中で髪の毛の先から顎までが枠に収まること
◇背景は薄い色や白色であること
◇顔や背景に影がないこと
◇縁なしの写真であること
費用
申請料は、25 USドル+支払手数料です。
VISAカードかマスターカードが必要です。
申請方法
まずは下記のサイトにアクセス。
ものすごく多くの入力項目があってたいへんですが、ある程度英語がわかれば問題なく申請可能です。*の部分は必須事項ですが、*がない部分は思い切って飛ばしましょう。認証に影響はありません。
記者がやってみて一か所だけ引っかかったのが、Visible identification marks (外見からわかる身体的特徴)の記入。ここは何もなければ NONE (特になし)で問題ありません。
記入例として、左目の下にほくろがある場合は、Mole under left eye、顔に傷がある場合は、Scar on the face、右腕に刺青がある場合は、Tattoo on right armなど。
また入力途中でブラウザが動かなくなってしまうことがあります。入力中に画面の上の方に出ている Temporally Application ID は必ずメモしておくことをお勧めします。
詳細な入力方法に関しては他サイトに詳細な解説がありますので困ったら参考にしてください。
結果は72時間以内にメールでおしらせ
申請後72時間以内に結果が出るとのことですが、試したところ翌日にはビザが承認されたとのメールが送られてきました。
申請してからおよそ30日以内に入国して(入国日を11/15で申請した)、最長で30日間滞在できます。入国は一回のみ。
送られてきたこのメールを印刷して入国審査時に提出する必要がありますのでお忘れなく。