スリランカではいろんな観光地で、いわゆる外国人向け料金設定が見られます。外国から来た旅行者にはたくさんお金を落としていってもらおうという考えが一般的のようです。
例えばピンナワラのゾウの孤児園の入園料。スリランカ人が大人100ルピーに対して外国人は25倍・・・2,500ルピーの設定。
シーギリヤロックはもっと極端で、スリランカ人が大人50ルピーに対して外国人はなんと90倍・・・4,500ルピーの設定。
他国と物価を比較するとある程度は理解できますが、あまりに差があるとなんだか歓迎されていないような気もしてきます。(もちろんあなたのお金はいつでも間違いなく歓迎されています。)
ビザ(VISA)取得のメリット
スリランカでビザ(居住許可=Residence Permit)を取得するとどうなるか?
(参考記事) 就労ビザ(居住ビザ)の申請の手順
ビザを持っていても完全にスリランカ人と同じ扱いというわけにはいかないようで、施設により対応が異なります。
上の例ではピンナワラのゾウの孤児園はスリランカ人料金で入れますが、シーギリヤロックはビザがあっても外国人料金が適用されるようです。
しかし実は観光地以外にもが得することがあるのです。
ジェットウィングホテルがお得
スリランカ各地でホテルを運営するジェットウィング (Jetwing) グループ。日本からの旅行者にも評判のいいホテルがたくさんあります。
- Jetwing Light House (ライトハウス、ゴール)
- Jetwing Lagoon (ラグーン、ネゴンボ)
- Jetwing Yala (ヤーラ、ヤ-ラ)
- Jetwing Vil Uyana (ヴィル・ウヤナ、シーギリヤ)
- などなど
ジェットウィングホテルのウェブサイトから宿泊予約する際には、国籍(Nationality)の欄で、居住者(Sri Lankan Residents)か非居住者(Non Sri Lankan Residents)を選びます。この選択によって料金設定が変わります。
ある週末のジェットウィングラグーンの1泊の料金を調べると、居住者が20,700ルピーに対して、非居住者は195米ドル=29,210ルピー。
ビザを持っていれば、約9,000ルピー=約6,000円もお得に泊まれてしまいます。
ちなみに、、、非居住者が居住者を選んでも予約はできてしまいます。ところがホテルに到着した際にパスポートを提示する必要があるので、ビザがなければ非居住者向けの料金が請求されてしまいます。
ともあれ、せっかく苦労して取得したビザは有効に利用しましょう!