スリランカでは利権が絡むためか、レストランがリカーライセンス(ビールなどのアルコールの販売許可)を取得するのは大変なようです。
スリランカの売買サイトをみると、FL11というリカーライセンスが800万ルピーで売りに出されていました。
新しくできたレストランでも、「もうすぐ酒が出せる」と言いながら、なかなか許可が下りず、実現しないこともままあるようです。
ライセンスがなければ酒を持ち込む
ライセンスがなくて酒が出せないレストランでは、外部からの持ち込みが許される場合もあります。
持ち込み料(コケージフィー、corkage fee)を請求する店もありますが、普通は酒がサーブできないことで営業的に不利になるので、無料のことも多いです。
そういう場合は、アルピコやフードシティーなどのスーパーで缶ビールやワインを安く調達して持ち込めるので、レストランで注文するよりも結果的にトータルコストは安くなるようです。
ビールは運ぶのが重いし面倒くさいですが、安くあげたいなら敢えてリカーライセンスのないレストランを狙うのもありです。
ただしスーパーでも夜8時以降は酒の販売をしないので注意!
更新はうまくいかない?!
リカーライセンスは3年ごとに更新する必要があります。
更新を忘れていたのか、手続きがうまくいかないのかわかりませんが、それまでは大丈夫だったのに、時としてある期間アルコールを出さなくなるレストランがあります。(なぜか中華に多い)
あらかじめわかっていれば持ち込みするのですが、行ってみて分かった場合は解決策を探さなければいけません。
それでも解決策はある!
店を変えるというのがまず一つの選択肢ですが、なんとかしてほしいと頼むとなんとかなる場合があります。
お茶をサーブする大き目の急須にビールを入れてこっそり出してくれるレストランがかつてありました。(さすがにグラスに注いだ時の泡はごまかせないと思いますが。)
またあるレストランではビールを注文すると前払いだと言われて、支払うとその金を持って店の前で客待ちしているトゥクトゥクの運転手のところへ。。。
トゥクトゥクがお遣いに行くわけですね。気が利かない運転手が冷えてないぬるいビールを買ってくることがあって、もうひと悶着起きることも珍しくありません。
一難去ってまた一難。もうグラスに氷を入れるしかない。。。
なにごとも「指示は明確に!」ですね。