スリランカ人の腹とコタラヒムブツ

スリランカには腹が出てる人が多い。正面向きのシルエットはスラッとしていても、横向きになると腹部が突出しています。

やっぱり食習慣

理由としてまず気付くのは、とにかく食べるご飯の量が多い。スリランカ人とカレー屋に行くとわかりますが、一人分のご飯の盛りが日本のどんぶり並みです。三食カレーだけに炭水化物摂取量はかなりのものなのでしょう。

 

砂糖たっぷりの紅茶

それと日に何度も飲む紅茶。これにもたっぷりと砂糖とミルクが入っています。日本でプレーンティーといえば砂糖もミルクも入っていないと認識していましたが、スリランカだとプレーンティーを注文しても「砂糖を入れるか?」と聞かれてしまいます。

もともと産業革命時のイギリスで、工場で働く労働者が仕事の合間に手軽にとれる栄養源として砂糖入りの紅茶を飲むようになった、というのが紅茶の需要が高まったきっかけといわれます。

イギリスでの需要が高まったので、当時の植民地のスリランカでも紅茶栽培が始まったというわけです。紅茶にたっぷり入った砂糖は、そのころからの習慣なのでしょう。

 

女性もふくよか

スリランカの若い女性はスレンダーな人が多いような気がしますが、年齢が上がるとやっぱりふくよかな人の割合が高いです。歳を取ると代謝が下がるので、若い時と同じ量を食べていると太る、というのは日本人も含めて一般的な傾向ではあります。

ただ一説によれば、スリランカやインドでは”ふくよかなのは富の象徴”という考えがあるようで、結婚後に痩せていると、「ごはん食べさせてもらってないの?」と思われてしまうのだとか。

 

持病は糖尿病

太っている人が多いというと想像できるかもしれませんが、スリランカ人には糖尿病の持病がある人が多いようです。糖尿病が要因の手足の痛みやしびれをアーユルヴェーダで治療するという人たちもいます。

 

コタラヒムブツ

糖尿病と言えば、、、

コタラヒムブツというスリランカ固有の植物があって、その成分を摂取すると炭水化物の消化酵素の働きを抑え、血糖値の上昇を防ぐという説があります。肥満防止にもなるのだとか。

コタラヒムブツ(正式名サラシア・レティキュレータ)は山岳部に育つ”つる性”植物で、スリランカ産のハーブの中でも特に貴重とされ、基本的には輸出禁止です。

コタラヒンブツの幹の部分を細かいチップにしてお湯に入れ、お茶のように成分を抽出して飲みます。アーユルヴェーダでは数千年も前から薬として利用されています。

インド産の同じくサラシア属の木を使ったものがサラシア茶として出回っているのでこれとの混同のないように。

 

コタラヒムブツのカップ

なかなかお目にかかることはありませんが、コタラヒムブツの木で作った小さなカップがあって、それに水を入れて一晩置いて、翌朝にその水を飲むとこれまた効果があるとのこと。

炭水化物(糖質)の消化を抑えるということで、その効果を信じるのであれば、食事の前にこの水を一杯飲むといいのかもしれませんね。

珍しいものということもあって、日本人が買おうとするとかなり高い金額を吹っ掛けられることがあるのでお気を付けください。

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