スリランカの電力事情と太陽光発電投資

かつてよくインドに出張していたことがありました。

インドは電力事情が悪く、客先の会議室で打ち合わせしていても停電が起きて真っ暗になることが珍しくありませんでした。

インド人は慣れたもので、真っ暗になっても全く動じることなく、そのまま話を続けるのです。

素直にリアクションしてしまう自分が恥ずかしくなってしまいます。。。

 

スリランカの電力事情は

スリランカも同じようなものなのかなと考えていましたが、実際に暮らしてみると頻度としてはインドに比べるとかなり少ないです。月に1〜2回程度。

しかもオフィスやホテルやコンドミニアムには自家発電設備が備えられているので、停電するとすぐに自家発電装置に切り替わり、それほどストレスを感じることもありません。

ホテルに滞在している旅行者は停電に気付かない場合もあるでしょう。

一方で、戸建てでは自家発電設備がなく、電気が復旧するまでに困った思いをすることが多いようです。

コロンボで住居を決める際には、このあたりも考慮したほうがいいと思います。

 

 

スリランカの発電設備

スリランカの電源供給は主に火力発電。中国の資本で作られた設備が多いようです。

かなり古い施設が多くメンテナンスが大変になってきていると聞きます。

2017年初めには発電所のうちのひとつが設備の老朽化により一時的にストップしてしまい、コロンボでもかなり頻繁に停電が起きた時期がありました。

最近では日本の商社も進出して火力発電事業に取り組んでいます。

 

また日本の援助による水力発電もあります。水力発電とはいっても日本のダムのように巨大なものではなく、比較的小規模な設備です。

オールジャパンでスリランカの電力需要に応える

 

 

再生可能エネルギー投資

そして最近よく聞くのが太陽光発電。

投資ネタとして紹介されることが多くなってきました。

ただしよく調べてみると、土地の調達をして政府に太陽光発電設備の建設の認可を申請中、というレベルで投資家を募っている場合もあるようです。

正式に認可が下りた時点で土地の価格が上がるためそこで権利を転売してもいいし、引き続き設備の建設費用を負担するとその後の売電収入も自分のものになる、という触れ込みです。

ただし一説によると、現行の火力電力所がらみの利権から、なかなか太陽光発電の正式認可がおりないという裏事情もあるようです。

電力の需給の関係を考えると、有望な投資ネタではありますが、実際に投資する際にはよく調べてみる必要があります。