前の記事で、カフェで紅茶を注文するときに、”渋み”という意味の「カハタ 」と注文すると砂糖なし・ミルクなしのブラックティーが出てくるという話を紹介しました。
ところが、実はそれでも100人中100人に完璧に意図が通じるわけではないのです。
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人の解釈が関係するだけにコトバとは便利であり難しいものです。
ホントに砂糖はいらないのか?
「ブラックティー 」と注文した時と同様、「カハタ」 と注文しても、「砂糖は?」と聞かれることもあるのです。
「カハタ」と言ったらミルクも砂糖も入れないでしょ、というニュアンスが誰にでも伝わると考えるのは早計のようです。
前にも書いたように、カハタの本来の意味は ”渋み”。
渋みの多い濃いお茶に「砂糖は入れる?」と親切心で聞いてくれているのかもしれません。
こう言えれば完璧!
しかしあきらめてはいけません。
絶対に間違えられないように注文する方法があります。
カハタ シーニナトゥワ
カハタ の後に シーニ(=砂糖)ナトゥワ(=無しで)を付け加えることで、今度こそ間違いなく砂糖なしの渋いブラックティーが出てきます。
砂糖の量を調節
この表現を応用すると、普通に紅茶やその他のドリンクを頼むときに砂糖の量を注文できます。
シーニ(砂糖)ナトゥワ(無しで)
シーニ(砂糖)アドゥウェン(少なくして)
シーニ(砂糖)ワディカラガンナ(多くして)
そして味を自分で調整したい場合は、
シーニ ウェナマ デンナ
(砂糖は分けて持ってきてください。)
フレッシュ(生絞り)のマンゴージュースやパイナップルジュースなどにも砂糖が入っています。これらの表現でお好みの味を注文してみてください。
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